2008.05.05
伝統工芸品、大館曲げわっぱ(秋田県)
第38回家具ショージャパン2008は終了いたしました。
秋田県大館市の伝統工芸「大館曲げわっぱ」の歴史は古く、大館城主 佐竹西家が豊富な森林資源を利用して武士の副業とし奨励し、400年以上もの間受け継がれてきました。
「大館曲げわっぱ」には樹齢150?200年の天然秋田杉を使い、長い間かけて生育するため年輪が細やかで柾目も美しく、弾力に富み、色も明るく、香り豊かです。
製造は手で割った秋田杉の薄い板を熱湯の中に浸して柔らくし、形を整えます。接合部分は桜の皮で縫い留めるという、手間隙と職人熟練の技で作られています。
炊飯器で炊いたご飯でも、この大館曲げわっぱの「おひつ」に入れると、あら不思議!モチモチしたご飯に変身します。
またご飯の水分をうまく調整してくれるので、べたつかず、乾きすぎず、冷めてもおいしいご飯が食べられます。
他に「飯切り」というとお寿司をイメージされるかもしれませんが、この「飯切り」は水に強いので、そうめんや冷やし中華の麺を入れてもお使い頂けます。
おひつも同様に水に強いので、色々と使い回しがきくんです。
お手入れは、ぬるま湯で洗って、すぐに柔らかい布で水分を拭き取って下さい。
水やお湯の中に長時間つけること,直射日光に当てることはお避け下さい。
人それぞれの日常の中で使えるからこその道具、使うからこそ道具。
修理をしながら使えば100年以上は優に持つものです。
福岡県下最大の家具・インテリアのイベント「家具ショー」にて、お気に入りの一品を探されてみてはいかがでしょうか。
2024年9月14日~16日まで 福岡国際センターが家具店になる!!
下の画像を印刷して、当日会場までご持参ください。
又、スマートフォン等でダウンロード・保存し、会場にてご提示でも入場できます。
印刷、保存ができない方は、城山家具会場直通電話へご連絡くださいますようお願い致します。
TEL:080-4423-2795(受付時間10:00~19:00)